8月15日(日)「永遠の命に至るパン」坂口由起神学生
2021年08月21日
ヨハネによる福音書6章1~14節
- イエス様を追い求めてきた人々を主は憐んで「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と仰いました。
- フィリポは「200デナリオン分のパンでも足りない」と答えました。五千人を超える人々に食べ物を与えるなんて無理だと言いたかったのです。
- しかしイエス様がお尋ねになったのは「どこでパンを買えばよいか」でした。パンは神様から与えられるということを弟子たちは忘れていたのです。
- 主は「何の役にも立たない」と言われたパンを取り、感謝の祈りを捧げました。主がパンを分け与えると全ての人が満たされました。このパンは神様の大いなる愛の恵みであり、天から降って来られたイエス様ご自身なのです。
- イエス様は朽ちることのない、永遠の命に至る命のパンなのです。ご自身の体を引き裂き、私たちに与えてくださいます。尽きることのない溢れる恵みを、永遠に主と共に生き続ける命を与え続けてくださっているのです。