1月12日(日) 「世に勝利された主」
2025年01月19日
ヨハネによる福音書16章25~33節
- 13章31節から続いた主イエスの惜別説教の締めくくりの部分となります。ここではっきりとご自分が何者であるかを示されました。
- これまでは例えを用いて神の国について、ご自身について語ってきましたが、弟子たちはようやく理解できるようになったのです。
- あなたがたはわたしの「名によって」願うことになる。と言われました。祈りは「主の名を通して」「主の名によって」祈られます。
- 「主の名によって祈る」とは、主の存在そのものをかけて祈るということです。差出人がわたしから主に変わっていくのです。
- これらを聞いた弟子たちは、主イエスがどういう存在なのか分かったと告白します。しかし、それでもまだおぼつかないものだったのです。
- 主はまさに、この直後に捕らえられ、弟子たちは逃げてしまいます。独りきりになるようでありながら、父なる神が共にいてくださいます。
- 主はわたしたちが遭遇する苦難をご存じであります。しかし、世に勝たれた主が共におられるのです。勇気を出して前進していきましょう。