１月１５日（日）　「神のものは神に」

マルコによる福音書１２章１３～１７節

• ぶどう園のたとえ話が自分たちに当てつけて語られていることに気づいたユダヤ教指導者たちは、一旦はその場を離れました。
• しかし、主イエスの言葉じりをとらえて陥れるため、普段は良い関係ではない派閥同士が手を組んで、主イエスのもとに人を遣わしました。
• 彼らはほめ殺しのような挨拶で近づき、主イエスを油断させようとしたのでしょうか。ところで、と急に本題に入ります。
• 人々の関心事であるお金、それも税金についての問いで納税の可否を問うようでありながら、主イエスを追い詰めようとするものでした。
• しかし主イエスは、彼らの下心を見抜いて、貨幣を持って来させ、「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」と答えたのです。
• 大切なのは「神のものは神に」返すことです。権威問答から始まった「権威問題」。真に権威あるお方に従う生活をしているでしょうか。
• この世の権威とぶつかり、十字架へと向かわれる主イエスにより、真の権威である神に従う道が示されました。その道を歩みましょう。