１月２１日（日）　「無理解と不信仰」

ヨハネによる福音書７章４０～５３節

• 仮庵祭のクライマックスに主イエスが大声で言われた招きの言葉を聞いた人々の反応が様々に現れ、群衆の間に対立が生じました。
• 主イエスをモーセの再来や旧約聖書が預言したメシアと捉える人もいれば、イエスの出生を知る人々はそれを否定するのでした。
• 神殿に水を灌ぐという儀式で賑わう中、主イエスはご自分が命の水であるから、わたしのところに来て飲みなさいと招かれたのです。
• 主イエスの言葉が最も届かなかった人々がユダヤ教の指導者たちでした。彼らは渇いていないため、命の水を必要としていなかったのです。
• ここで再びニコデモが登場します。彼は以前夜に主イエスを訪ねた人です。彼は主イエスの最期に遺体を引き取りに来ることになります。
• ニコデモは主イエスによって変えられた人です。未信者から信者へ。主イエスの言葉に耳を傾けることによって変えられるのです。
• 主イエスの言葉を拒否し、無理解、不信仰に陥ることなく、主イエスの言葉を聞き続けることによって生ける水、愛と喜びに満たされます。