1月22日(日) 「生きている者の神」
2023年02月05日
マルコによる福音書12章18~27節
- 今回登場するサドカイ派の人々というのは、聖書にはあまり出てこない、少数派ではありましたが、大きな影響力をもっていました。
- 富裕層に多く、祭司長もサドカイ派から出ていました。彼らは超現実主義であり、見える世界がすべてとする価値観を持っていたのです。
- ですから復活を否定していたにもかかわらず、律法で命じられたレビラート婚を用いて主イエスに論戦を挑みましたが、無理がありました。
- 7人の男兄弟がみんな子を残さずに死んでしまった。最後にはそれぞれと結婚した妻も死んでしまった。死を厳粛にとらえていないのです。
- 他人事のように第三者的にとらえる死ではなく、神との関係において、一人称、このわたしの死を受け入れざるを得ないのです。
- 主はモーセ五書を用いて、一人ひとりの人生に働きかける神をお示しになりました。今も生きて、わたしたちを導ききるお方です。
- 死の時を復活の時としてくださった神は、死が終わりではなく、主が終わりとなり、永遠の命の初めとなってくださったことを覚えます。