1月29日(日) 「神を愛し、人を愛する」
2023年02月05日
マルコによる福音書12章28~34節
- 律法は、「~~してはならない」「~~しなければならない」合わせて613あると言われています。全て守ることができるでしょうか。
- 一人の律法学者がどれが第一か主イエスに尋ねました。この問いに対し、主イエスは申命記6章およびレビ記19章をもって答えました。
- この答えは、「神を愛し、人を愛する」ことがセットになっており、二つが一つとなって、神の御心に従うことになるということです。
- 神を愛しなさいというのは命令ではなく、神がわたしたちを愛してくださっている前提があり、そこにとどまるようにとの招きです。
- 隣人を愛する前提には自分を愛するということがあります。自分を愛するのに条件をつける人はいません。そのように人を愛するのです。
- 主イエスの答えに対して律法学者は、「それは知っている」というところに留まりました。だから神の国から遠くないと言われたのです。
- 遠くないというのは、方向は間違っていないが入れてはいないのです。神と人とに仕え、知識ではなく実践として愛する者になりましょう。