1月31日(日) 「名誉心」

2021年02月06日

ルカによる福音書20章45~47節

  • 他人には規則を設け、自分には例外を設ける、他人に厳しく自分には寛容という人間の問題性は、時代を超えて普遍的な課題のようです。
  • ここで主イエスは、当時の律法学者たちのあり様から5つの問題点を指摘し、反面教師として弟子たちに注意を促しました。
  • これらの問題点は総じて、人の目を気にしているものです。神ではなく人の前にどうあるかを意識している滑稽さをあらわにされました。
  • 内容のない、心の伴わない形式的な儀式、建前のみを貫くとき、そして名誉心、名誉欲というものが人間を狂わせる元となります。
  • こうした名誉欲とは、人との比較、人より上に立ちたいという欲望から出てきます。本来は、神と自分との関係にこそ生きるべきなのです。
  • 神は独り子の十字架と復活をとおして、罪の故に滅びて当然の人間を赦し、命の更新としての永遠の命へと導ききることとされました。
  • 本来律法は、神と人との関係を正しく整えるためのものです。神の前に心低く、人との間に心穏やかに生かされて生きることを促されます。
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