1月9日(日) 「神と人とに愛される」
2022年01月15日
ルカによる福音書2章39~52節
- 主イエスの少年期の記述は聖書にほとんど記されていません。それはわたしたちに教え示したいことではないからです。
- わたしたちの関心とは別に、聖書は救いに関することが記されているのであって、40節と52節の記述で十分なのです。
- 唯一12歳頃の出来事が記されていますが、ここは十字架を意識したキーワードがあります。エルサレム、過越祭、3日目などです。
- はぐれたわが子イエスを見つけた母の言葉は、原文では「あなたの」父とわたしは心配して捜していたのですということでした。
- それに対して主イエスは、「自分の父の家にいるのは当たり前のことだ」と、神を自分の父としてお答えになりました。
- その後、主イエスはナザレに帰り、まことの人として両親に仕え、父なる神を信頼して従う従順を学ぶ時とされました。
- 人が死んで神となるのではなく、まことの神であり、まことの人である方が十字架にかかり、復活されたから救いがあるのです。