10月1日(日) 「湖の上を歩く主」
2023年10月08日
ヨハネによる福音書6章16~21節
- 五千人の給食の後、その奇跡を目の当たりにした人々が自分を王に担ぎ上げようとしているのを避け、主イエスは山に退かれました。
- その間に弟子たちは、舟に乗って湖の向こう岸に渡ろうとします。主イエスが共におられない時、嵐や荒波に翻弄されるのです。
- 湖のちょうど真ん中辺り、岸から5~6km離れた所で漕ぎ悩む弟子たちの船に、主イエスが湖の上を歩いて近づいて来られました。
- それを見て恐れる弟子たちに、主イエスは「わたしだ」と言われます。これは神が顕現される時の自己紹介の言葉と同じです。
- オバケじゃないから安心しなさい。ということではなくて、真の神が共にいてくださるのだから恐れる必要がないということです。
- 主イエスを舟に迎え入れようとしたら、舟は目指す地に着きました。嵐の問題ではなく生ける神が共におられることが重要なのです。
- 神を信じれば嵐が無くなるわけではありません。その嵐の中にあっても、神が近づき語りかけてくださるから安心していけるのです。