１０月１６日（日）　「仕える者になりなさい」

マルコによる福音書１０章３５～４５節

• 主イエスの受難と復活予告を受けて、はっきりと理解できていないまでも反応し、その栄光に共に与りたいと願った２人の弟子がいました。
• 主イエスが救い主であるならば、最終的には死さえも支配する方として復活されると理解したのは大切なことでした。
• しかし主は、彼らには主が受けることになっている大きな苦しみを求めていることになることが分かっていないと指摘されました。
• 主が飲む杯は、主ご自身ですら避けたいと思われるほどのものでした。今忍耐すれば栄光に至るというような簡単なものではないのです。
• 他の弟子たちはこの２人のことで腹を立てました。抜け駆けを許せなかったのです。しかしそれは、まだ順位争いがあったということです。
• 主は偉くなりたいなら仕える者になりなさいと教えられました。主ご自身はすべての人を罪から解放するために自分の命を捧げられました。
• 命を捧げて仕えてくださった主は、愛の支配が完成する世の終わりに、もう一度栄光の姿で来られます。新しい世界に希望を持ちましょう。