10月18日(日)「その名」 村上有子高松教会伝道師
2020年10月31日
マタイによる福音書1章18~25節
その子の名は、私たち人間のために、用意された名前。マリアは処女のまま、聖霊によって身ごもります。当時の婚約期間は、夫婦生活はありませんが、結婚程の拘束力があり、彼女は姦淫の罪を犯したことになり、死刑です。その時、天の使いが夢を通してヨセフに語ります。生まれてくる子に「イエス」と名づけることを。「イエス」という名前は、「主(ヤハウェ)は救い」という意味の言葉をギリシャ語に読まれた名前。この名前には説明が加えられています。「その子は自分の民を罪から救うからである。」「見よ、おとめが身ごもって男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。(イザヤ7:14)」イエス様は、インマヌエルと呼ばれる地上の生涯を成就する、というイザヤの預言。罪からの救いによって私たちは神の元に帰ることができる、すなわち、神とともにいられるのです。イエス(神は救い)は、インマヌエル(神は我々とともにいる)という素晴らしい救いをもたらすのです。