10月22日(日) 「世を生かすためのパン」
2023年10月29日
ヨハネによる福音書6章41~51節
- 主イエスがご自身を「天から降って来たパンである」と宣言したことで、人々がつぶやき始めたという場面です。
- 主イエスの出身地であるこの地域に住む人々は、幼い頃からよく知っているイエスの言葉を受け入れることができなかったのです。
- ヨハネ福音書は繰り返し神が人となったことを強調してきました。つぶやきに対して主イエスは彼らを説得しようとはなさいません。
- その代わり「父が引き寄せてくださる」ことを語られます。これは聖霊の働きにより、内面から人が変えられるということです。
- 人々が求めているのは肉体を養うパンでした。それは食べてもやがて空腹になり、いつかは死を迎えることになります。
- しかし、天から与えられた主イエスというパンを、信仰をもって受ける人は十字架の死と復活の命に与ることになるのです。
- 主の十字架によって示された罪の赦しと、復活によって約束された永遠の命の恵みを受け、終わりの希望をもって歩みましょう。