10月24日(日) 「御言葉を聞く人」
2021年10月30日
マルコによる福音書4章1~20節
- 主イエスの当時、種は風に任せて広く遠く蒔かれ、中には良い地を外れるものもあったわけです。主はそれを3種類挙げられました。
- 道端に落ちた種。道端は人が行き交い、踏み固められた所です。日常生活の常識、人間の思い、世俗主義を表していると思われます。
- 石だらけの地。ちょっとやそっとでは動かない岩。何をしても無駄だという虚無主義と思われます。水もないため潤いがありません。
- 茨の中に落ちた種。人間中心主義の勢いの方が強い。なるようにしかならない、悲観主義がせっかくの成長を妨げてしまうのです。
- わたしたちの心はこれらのどれも含んでいるのではないかと反省させられますが、主は確かな収穫をこそメッセージとされたのです。
- 最初から良い土地だった所などほとんど無いでしょう。諦めない農夫によって、丁寧に手入れをされて良い土地になるのです。
- 御言葉を聞いた後、正しい心でこれを守り、忍耐して実を結ぶ道をたどらせられるように、共々祈り続けて参りましょう。