１０月２９日（日）　「まことの食べ物、まことの飲み物」

ヨハネによる福音書６章５２～５９節

• 人々が求めている救いと、主イエスが与えようとされている救いとのズレをたびたび指摘してきましたが、その極みがこの箇所です。
• そのズレを修正していくのが信仰です。人々は肉体を養うパンを求めていましたが、主イエスは永遠の命を与えようとされています。
• その永遠の命を与えるパンは主イエスご自身であることを語られました。しかし人々は、目に見える人間の姿しか分からないのです。
• 主イエスはご自分の肉と血を与えようとされますが、それはユダヤ教にとってはとうてい受け入れることができないことでした。
• もちろん、直接主イエスの肉を食べ、血を飲むわけではありませんが、これは聖餐式を表していることが分かります。
• 神はその独り子を犠牲にしてわたしたちを救おうとされています。主イエスが十字架で捧げられた肉と血はわたしたちのためです。
• まことの食べ物、まことの飲み物としての肉と血をいただき、主イエスと一つにされて終わりの日の復活の希望に生かされましょう。