10月3日(日) 「使徒の任命」
2021年10月09日
マルコによる福音書3章13~19節
- 主イエスは弟子の中から12人を任命し、使徒と名付けられました。弟子として訓練を受け、使徒として遣わされていくのです。
- 主イエスの周りには、傍観者である群衆、側にいて学びと訓練を施される弟子、神の国を伝えるために派遣される使徒がいました。
- 選ばれた12人は、実に様々な人が集められました。実の兄弟、政治的対立者、あまり名を知られていない者、そして裏切り者です。
- 主が用いるのは、有能な、有名な者ではありませんでした。あえて問題のある、無名な、平凡な者を用いようとされるのです。
- 主の御心は、特別な者を愛するのではなく、どうでもよい、役に立たない人は一人もいない、一人一人を愛し、召しておられるのです。
- 同化と排除を求めるような社会にあって、色々な人が様々な形で用いられる、神と共に、人と共に生きる大切さを思います。
- 主は「これと思う人々を呼び寄せ」られました。わたしの願いではなく主の招きに応えることによって弟子として立てられるのです。