10月30日(日) 「主がお入り用なのです」
2022年11月05日
マルコによる福音書11章1~11節
- 主イエスはエルサレム入城に際し、その手立てとして2人の弟子を遣わし、誰も乗ったことのない子ろばを用意させます。
- 弟子たちが村でろばをほどこうとするとき、「主がお入り用なのです」と言えばすべてが解決することになっていました。
- 主はエルサレム入城を軍馬ではなく、子ろばを必要としてお用いになるのです。力ではなく愛をもって支配される王としての姿です。
- 取るに足りない、弱い者であっても、「主がお入り用なのです」という言葉の下にあります。主が必要だから生かされ、用いられるのです。
- 自分でも自分がどうでもよい存在に感じる時があります。そのような時こそ、「主がお入り用なのです」という言葉に悔い改めるのです。
- エルサレムに近づく主イエスを見た人々は「ホサナ」と言って歓迎しました。これがわずか数日後には「十字架につけろ」と叫ぶのです。
- このように自分をあざけり、ののしり、鞭打つ者のために主は十字架へ向かわれます。わたしたちを救い、用いられる主の生涯を思います。