10月31日(日) 「あらわにされる」
2021年11月06日
マルコによる福音書4章21~25節
- 主は、種まきのたとえの後、御言葉をもって輝かしく生きるべきということを、ともし火のあかりのたとえをもって語られました。
- あかりは、他を照らすことに存在意義があります。遠くに光が届くように、周囲を照らすために高く掲げられるものです。
- 本来そうあるべきものを、升の下や寝台の下に置くような仕方で、才能や資質、賜物を内に隠し持つような人々がいたのです。
- 主は隠れているものであらわにならないものはないと言われました。内なるものを外に引き出し、用いていかれるお方なのです。
- わたしたちは、弱さゆえに消極的になりがちです。しかし、そこにこだわらず神にあって創造的に歩むことがあかりをともすのです。
- 人は自分に都合の良い聞き方をし、自分の考えに合ったことだけを聞いています。まず心を開いて御言葉を聞くことです。
- 周囲を明るくするために、暗いと不平をいうよりも、進んで御言葉の確かさというあかりを隠さずに掲げていきましょう。