10月4日(日)「エルサレム入城」
2020年10月10日
ルカによる福音書19章28~36節
- 主イエスは先に立ってエルサレムに進み行かれました。弟子たちの先頭というだけでなく、待ち受ける苦難を先立って味わわれるためです。
- エルサレム入城の手立てとして、主は子ロバを用意させました。このことはゼカリヤ書9章9節の成就として気づかされます。
- 「主がお入り用なのです」を合言葉に、すべてが解決することになっていました。この用意周到さは、過越の食事の場面につながります。
- 救い主を待ち望んでいた人々は、軍馬に乗って雄々しく凱旋する王をイメージしていたでしょう。しかし主イエスは子ロバに乗るのです。
- 力をもって制する力の王ではなく、愛と柔和の王として、取るに足りないと思われるような子ロバを主はお入り用になるということです。
- 人が、あるいは自分が見捨て、見限り、見下すような時、わたしたちを生かす主がお入り用という言葉の下に立ち返らなければなりません。
- 苦難から栄光へ、十字架から復活への道を切り開いてくださる主イエスの後を、用いていただくべく続き、進んでいくわたしたちです。