10月8日(日) 「天からのパンを求めて」
2023年10月22日
ヨハネによる福音書6章22~33節
- 五千人の給食、湖の上を歩くという奇跡の後、主イエスは湖の向こう岸に着きます。そこにも群衆が追いかけてきました。
- ようやく主イエスを見つけた群衆は、「いつ、ここにおいでになったのか」尋ねました。主の存在が分からないということです。
- この群衆の問いには、自分たちの管理できる所にいてくれなければ困る、という意識が隠れています。主の動きを掌握したいのです。
- 彼らの意識はパンにあります。この世の目に見える世界での満足を求めているのです。主イエスは永遠の命に至る食べ物を示します。
- 人々はそれを求めますが、何をしたらよいかという、努力の心配をします。しかし主は、信じることをのみ求められます。
- すると人々は、信じるに値するしるしを求めます。彼らは前日に五千人の給食を目の当たりにしたばかりなのにです。
- 主はそのような無理解で傲慢な群衆に対して、永遠の命に至るパンについて説明されます。そのパンを神は与えてくださるのです。