11月13日(日) 「宮清め」
2022年11月20日
マルコ福音書11章15~19節
- サンドウィッチ構造の具にあたる部分、神が求めておられる真実の礼拝を回復するための、主イエスの実力行使ともいえる個所です。
- 主イエスがエルサレムに入り、神殿の境内で目の当たりにしたのは、両替人や商売人がたむろする、礼拝とは程遠い状況でした。
- 彼らは神殿で必要なもののために存在しましたが、その背後には罪におののく民の弱みにつけこむ祭司長や律法学者たちがいたのです。
- さらに、この境内は神殿の中に入れない異邦人が礼拝をするための区域でした。まるで異邦人に礼拝する資格が無いと言わんばかりです。
- 主イエスは儀式よりも心、形式よりも魂を整える礼拝改革をなさったのです。神への真摯な思いこそ、礼拝に必要なものだということです。
- 見えるものに換算して捧げる礼拝に終止符を打ち、自らをいけにえとして十字架にかけられ、心と魂をもって礼拝する道を開かれました。
- わたしたちの教会も「祈りの家」として立ち続けられるよう心の内にある人間的なものを追放していただく。悔い改めを迫られる思いです。