11月19日(日) 「わたしの時は来ていない」
2023年12月01日
ヨハネによる福音書7章1~9節
- 主イエスは、ユダヤ人が殺そうとねらっていたので、ユダヤ(都市部)を巡ろうとは思わず、ガリラヤ(周辺地域)を巡っておられました。
- そのような時、ユダヤ人にとって守らなければならない三大祭りの一つ、仮庵祭が近づいていました。これを良い機会と思った人がいます。
- それは主イエスの兄弟たちでした。彼らは自分たちで主イエスを信じる決断をしておらず、世間の評価に任せようとしていました。
- しかし主は「時がまだ来ていない」と言われました。ヨハネ福音書ではこの「時」は重要です。主イエスの「時」とは十字架の時です。
- 主イエスは「世の罪を取り除く神の小羊」として、仮庵祭ではなく過越祭において十字架にかけられる必要があったのです。
- 真の救い主メシアは、奇跡を行う力ある人ではなく、自己中心から逃れられない罪を救うため、十字架の苦難を受けられる方です。
- 主はわたしたちには「時」がいつも備えられていると言われました。信仰の決断をする「時」はいつでもあります。今がその時です。