11月20日(日) 「権威問答」
2022年11月27日
マルコ福音書11章27~33節
- 真実の礼拝を取り戻すべく主がなさった「宮清め」を受けて、ユダヤ教指導者たちが権威問答をしかけて主イエスに迫ってきました。
- 彼らにとって、宮清めに限らず、主イエスの言動すべてが気に入らない状態でした。それは、自分の一番痛いところを突かれるからです。
- 彼らは権威を持ち出しましたが、教えを乞うて正しく権威に従おうなどという真摯な思いはありません。主イエスを罠にはめるつもりです。
- しかし主は彼らの問いに答えず、代わりに問い返します。わたしたちは問う前に神から問われる者であるということが明らかにされます。
- あなたは何者か、どこにいるのか、何をしようとしているのか、聖書はそう問いかけています。神の前で何者なのかが問われるのです。
- ユダヤ教指導者たちは、権威問答をしかけながら想定問答をして、自分の立場を守ろうとしました。それに主はお答えにならないのです。
- 権力的に人に言うことを聞かせる権威ではなく、愛を創り出す権威に従い、その担い手として共に生かされていきましょう。