11月29日(日)「インマヌエル」
2020年12月05日
イザヤ書7章1~17節
- イザヤにインマヌエル預言がなされた時代、アッシリアという巨大国家が北イスラエル王国、南ユダ王国に迫っていました。
- 北イスラエル王国は隣国アラムと結び、それに対抗します。南ユダ王国にも加わるよう誘いましたが、アハズ王は受け入れませんでした。
- そこで、両国が武力で脅しをかけてきたことによって、アハズ王もエルサレムの人々も動揺しているところ、イザヤに託宣があったのです。
- 主が共におられ、主が戦ってくださるのだから、恐れることはない。そのうえで、信仰を回復するためにしるしを求めよと言われました。
- アハズ王は、信仰深く信頼をもって試みを避けようとしたように見えますが、今さら神なんて必要としないという頑なな思いでした。
- 主はおとめが身ごもるという、あり得ないことを通して、主なる神を信じ、神と共に歩む道を進ませようとなさったのでした。
- クリスマスは、まさに神を必要としない、自分の力で生きようとする不信仰な世に、わたしと共に生きよという神の招きの出来事なのです。