11月5日(日) 「天の故郷」
2023年11月22日
ヘブライ人への手紙11章13~16節
- 信仰をもって生涯を終えた先達は、地上の歩みを全うしても「約束されたもの」を手に入れないまま天に帰られました。
- 「約束されたもの」とは、罪の赦し、体のよみがえり、永遠の命のことであり、これらは救いの完成のときに与えられるものです。
- わたしたちの地上の歩みは、約束されたものを手に入れるため、救いの完成を求めて天の故郷を目指す旅なのです。
- 地上にいる限りわたしたちは仮住まいです。しかし帰るところを知っています。地上の歩みはやがて迎えられる故郷への備えの日々です。
- 旅は目的地までが旅であって、経過は楽しくても、目的地に着いて旅を終えると空しくなります。天の都を目指す旅はそうではありません。
- 喜びと祝福に満ちた約束の地がゴールなのですから、むしろそこから先の方が輝かしいものとなります。神を中心とした交わりがあります。
- 地上の歩みは先が見えない不安に囲まれています。だからこそ、信仰をもって歩むのです。神は一人も滅びることを望んでおられません。