12月10日(日) 「まことの光」
2023年12月17日
ヨハネによる福音書1章6~13節
- クリスマスが12月25日なのは、聖書的根拠はありません。もともとはローマの冬至の祭りが由来であると言われています。
- 一年のうちで最も日が短く、これから日が長くなっていく日に、「まことの光」としてこの世に来られた救い主の誕生をお祝いするのです。
- 南半球では12月は真夏ですが、北半球のクリスマスのように冬となる6月に洗礼者ヨハネの誕生日をお祝いします。
- ルカ福音書によれば、マリアの受胎告知はヨハネの受胎告知から半年後となっているからです。ヨハネは主を証しするため生まれました。
- 洗礼者ヨハネは十分に偉大な人でありましたが、彼は自分の分をわきまえていました。人々に持ち上げられても動じませんでした。
- 福音書記者ヨハネは、洗礼者ヨハネを高く評価しつつ、彼はまことの光を証しし、まことの光によって反射する人であったことを記します。
- 暗闇は光を嫌いますが、暗闇に閉ざされた歴史はありません。闇のような世界にあって、わたしたちも光を反射し、輝く者とされましょう。