12月11日(日) 「母の賛歌」
2022年12月20日
ルカ福音書1章39~56節
- 主イエスの母となるマリアと洗礼者ヨハネの母となるエリサベトは親戚関係でありつつ、同じ神を信じているという信頼関係にありました。
- 受胎告知の知らせを受けたマリアは、急いでエリサベトの元へ向かいました。命のふれあい、喜びの分かち合いが彼女を急がせたのです。
- ヨハネがイエスの元にではなく、イエスの方がヨハネに祝福をもたらすために近づいて行ったのです。主の来訪を待つのがアドベントです。
- 46節以下は、神の大きなみわざを受けたマリアの賛歌です。この賛歌は讃美というものについて大切なことを学ばせられます。
- 讃美は神の注意を引きつけるためのものではなく、神の恵みを受けた喜びから自然に発生してくるものだということです。
- また、神をたたえるというのは神を大きくするということです。自分中心で神を信じ切ることができていないのではないかと問われます。
- 神を主と呼ぶことは自分を僕と自覚することです。目の前のものに心奪われることなく、恵みに満ちた神への賛美を共鳴させていきましょう。