12月17日(日) 「言は肉となった」
2023年12月24日
ヨハネによる福音書1章14~18節
- この箇所は、ヨハネ福音書におけるクリスマスの記述です。マタイやルカの記述とは異なり、救い主誕生の意味そのものを語ります。
- ヨハネにとって、まことの神でありまことの人である存在、初めから神と共にあった言が「受肉」して人間となられたことが重要なのです。
- もし主イエスがまことの神でなければ、わたしたちの贖いとなるために、十字架にかかって罪を担うことなどできません。
- また、もし人間でないのであれば、十字架で身代わりになることに意味がありません。神が確かに人となって地上で歩まれたのです。
- 洗礼者ヨハネは、誰もが認める偉大な人物でしたが、救い主を証しする役割に徹底しました。イエスこそ神そのものであると証ししました。
- 神の栄光は、主イエスによる奇跡や、神の国の教えに現れますが、悲惨と思われる十字架の死において最も現わされました。
- わたしたちは主イエスによって恵みの上に、更に恵みを受けています。その事実を受け、感謝と讃美をもってクリスマスに備えましょう。