12月19日(日) 「喜びの知らせ」
2021年12月25日
ルカによる福音書2章8~20節
- 救い主の誕生は、権力者や宗教指導者たちではなく、当時神から離れた存在とされていた羊飼いたちに最初に知らされました。
- その仕事の性質上律法を守ることができなかった彼らは、自分たちでも分かっていたでしょう。しかし、神は彼らに目を向けるのです。
- 天使は最初に「恐れるな」と告げました。これから告げられることが常識では考えられない恐るべきことだからです。
- 羊飼いにしてみれば、律法を守れない自分たちは裁かれると思ったことでしょう。しかし、天使は喜びの知らせを告げたのです。
- 天使は「いつかどこかで」起こることではなく、「今日ダビデの町で」起きた事実を伝えました。民全体に与えられる喜びでした。
- この大きな喜びは、わたしたちが生きていくうえで遭遇する様々な苦しみや悲しみによっても消し去ることができないものです。
- 羊飼いたちは喜びの事実を確認し、それを人々に知らせました。福音は事実を伝えることに意味があります。その姿勢にわたしたちも続きます。