12月24日(日) 「神は我々と共におられる」
2024年01月13日
マタイによる福音書1章18~25節
- ヨセフは婚約中のマリアが、自分の身に覚えのないところで身ごもっていることを知り、「正しさ」ゆえにひそかに縁を切ろうとしました。
- 律法による正しさであれば、姦淫の罪を犯した女は石打ちの刑に処せられます。しかしヨセフは、マリアを守るための選択をしたのです。
- 思い悩むヨセフに夢で天使が現れ、恐れず妻マリアを迎え入れること、幼子をイエスと名付けるよう命じ、ヨセフは黙って受け入れます。
- 「恐れず・恐れるな」という言葉はクリスマスの各場面に出てきます。わたしたちは将来のことが分からない、恐れる存在だからです。
- 不安の中を歩まざるを得ないわたしたちに、クリスマスは「インマヌエル」神、我らと共にいます、だから安心して歩めと告げるのです。
- キリスト教は、この「インマヌエル」をアーメン、真実であると告白することです。神が共にいてくださることを知るのがキリスト者です。
- 聖餐において、救い主は十字架にかけられるためにお生まれになったことを改めて確認させられます。だから讃美に満たされるのです。