12月24日(木)「今日の出来事」
2021年01月02日
ルカによる福音書2章1~20節
- 聖書は「今日」あなたがたのために救い主がお生まれになった。と伝えます。今も生きて働きかける神の言葉として受け止めます。
- 聖書は「時」をクロノスとカイロスという言葉に使い分けています。クロノスはすべての人に一定の速度で刻まれる客観的時間です。
- 一方カイロスは主観的な時間です。絵画では前髪は長くて後ろははげており、上半身裸でくるぶしに羽が生えていると表現されます。
- つまり、準備して待ち構えていればその時をつかむことができますが、一度逃してしまうと取り返しがつかないことになります。
- クリスマスをクロノスではなくカイロスとする。今日、救い主が生まれたということを心から受け止めることが大切です。
- 神は、わたしたちが自己中心を貫いて滅びることを当然とせず、かけがえのない独り子を与えるほどに世を愛されたのです。
- もう一点「恐れるな」という言葉も、様々な恐れに囲まれて生きるわたしたちに、神の愛の実現を知らせる祝福の言葉です。