12月5日(日) 「その名はインマヌエル」
2021年12月11日
マタイによる福音書1章18~25節
- 有名なマリアへの受胎告知に対し、聖書で一言も発する場面の無い、地味な印象のヨセフへの受胎告知の場面です。夢の出来事です。
- まず、ヨセフにとって婚約者マリアの妊娠は、大変ショックな知らせだったと思われます。ヨセフはひそかに離縁を決意しました。
- 悩めるヨセフに、夢で天使がマリアを迎えるよう告げるのです。なぜ夢の出来事をヨセフは受け入れることができたのでしょうか。
- ヨセフは潜在意識が見せた夢としてではなく、イザヤ書で預言されていた救い主誕生の実現と信じ、マリアを妻として迎えました。
- またなぜ「処女降誕」でなければならなかったのでしょうか。人の手によってではなく、聖霊によって身ごもる必要があったのです。
- マリアにもヨセフにも、生まれてくる子を「イエス」と名付けるよう命じられました。「主は救い」という意味です。
- 罪から救う救い主は「インマヌエル」と呼ばれます。神は我々と共におられる。それをアーメン、真実と信じ歩んで参りましょう。