12月8日(日) 「洗礼者ヨハネの誕生予告」
2024年12月22日
ルカによる福音書1章5~25節
- ザカリアという名は「神憶えたもう」という意味です。しかし彼は、神に忘れられてしまったのではないかという状況を生きていました。
- 「非のうちどころがない」とまで聖書に書かれた彼ですが、年老いて子もおらず、社会的にもユダヤはローマの支配下に置かれていました。
- そのようなザカリアが、一生に一度あるかどうかという、聖所で香をたくという光栄ある務めに着いた時、事は起こったのです。
- 天使によって子(後の洗礼者ヨハネ)の誕生が予告されますが、あまりのことに本音と建て前が、不信仰が露わになってしまうのです。
- ザカリアは口が利けなくなるという、沈黙の状況にさせられます。罰とも思えるこの期間が、悔い改めの時となるのです。
- 沈黙の中で自分を総点検することになり、祈るしかない状況にあって、御言葉を深く聞くことになる、恵みの時、救いの日となったのです。
- 自分ではダメだと思っても、神によって変えられ、用いられていくことがあるのです。沈黙を経て神と対話しつつ変えられていきましょう。