2月11日(日) 「わたしはある」
2024年02月18日
ヨハネによる福音書8章21~30節
- 「わたしはある」(エゴー・エイミー)という主イエスの自己紹介は、出エジプト記で神がモーセにご自身を表された時の言葉と同じです。
- ヨハネ福音書には他にも「わたしは○○である」という表現が7つ出てきます。いずれも命に関わる、命を与えるものを象徴しています。
- 「わたしはある」ということは「あり続ける」ということでもあり、昔も今も、これからもわたしたちと共におられることを意味します。
- 主はわたしたちが自分の罪のうちに死ぬことになると三度繰り返し語られました。人は罪のゆえに滅びを迎える。これは旧約の限界です。
- しかし、主イエスが神そのものであると信じるならば、肉体の死ですべてが終わってしまうことにはならないというのです。
- それは、罪が無くなるわけではありませんが、罪を主イエスが引き受けて十字架にかかってくださり、神の裁きから守ってくださるのです。
- わたしたちは、主イエスの奇跡を見て信じるのではなく、「わたしはある」という方をいつまでも共におられる神として信じて従うのです。