2月12日(日) 「名誉を求める」
2023年02月19日
マルコによる福音書12章38~40節
- 律法学者とは、神が定めた律法に照らし合わせて、人々の生活の隅々に至るまで、新たな解釈を加えて細かい指導をする存在でした。
- しかし彼らは、他人のためには規則を設け、自分のためには例外を設けている。他人には厳しく、自分には寛容という問題性がありました。
- 主イエスはこの短い箇所で、彼らの問題性を5つ挙げられました。それらは総じて神の目ではなく人の目を気にしているところにあります。
- 内なるものが貧弱になると、外なるものでごまかそうとする。結果、形式的、偽善的になって、内容や心の伴わない儀式になります。
- そして、愛と憐れみの心が閉ざされ、建前のみを貫く時、そこには救いようもない冷たさが現れ出てしまうのです。
- 人の評価を気にする名誉欲は、生涯ついてまわるものです。人との比較ではなく、神との関係にあってこそ生きればよいのです。
- わたしたちは、主イエスにあって罪赦され、あるがままに受け入れていただいているのです。神に愛されてある互いを生かしあいましょう。