2月16日(日) 「主イエスへの尋問」
2025年02月23日
ヨハネによる福音書18章12~14、19~24節
- 4つの福音書すべてに主イエスが捕らえられ、裁判にかけられることが記されていますが、ヨハネ福音書にだけアンナスが登場します。
- アンナスは大祭司カイアファのしゅうとであり、もう引退していたと思われますが、ユダヤ社会で大祭司以上の支配者だったようです。
- カイアファもアンナスも、神の御心ではなく、ローマの支配下においていかに自分たちの既得権益を守るかに関心を置いていました。
- 不当な尋問に対して主イエスは、これまでと同じように隠れることなく公然と答えられ、証人を立てて正当な裁判をするよう求めます。
- このアンナスとのやりとりとペトロの裏切りの記事が互い違いに記され、主イエスの堂々とした姿とペトロの隠れる姿が対比されています。
- 主イエスはこの世の権威や権力に屈することなく、神の前の正しさを主張されたのです。わたしたちはどうでしょうか。
- 教会が福音宣教をするのは、この世にキリストを証ししていくことです。主に倣い、堂々と神に喜ばれる証しをしていきましょう。