2月18日(日) 「真理は自由にする」
2024年02月28日
ヨハネによる福音書8章31~38節
- 自由とは、ある一定のルールの中で、自分の意志や判断で行動する権利や能力を言います。「なんでもあり」とは違うのです。
- 最初に創られた人間アダムがルールを破ってしまったゆえに、わたしたちは罪という奴隷から離れることができなくなってしまったのです。
- 真理は、主イエスご自身が「わたしは真理である」と言われているように、主イエスがわたしたちを罪の奴隷から解放してくださいます。
- しかしこのことに反発する人がいました。それは主イエスを「信じた」人々でした。自分たちは奴隷になったことはなく自由だと言います。
- それ自体が事実と異なりますが、主イエスは政治的なことを言われたのではなく、罪の問題でした。自分は罪の奴隷と認められないのです。
- 解放されるには、主イエスを「信じた」で終わるのではなく、「信じ続ける」ことです。主イエスの言葉にとどまることが求められています。
- 奴隷が解放されるのは対価を支払って買い戻されることです。それを贖いと言います。十字架によって贖われることを覚える受難節(レント)です。