2月2日(日) 「愛によって一つとなる」
2025年02月12日
ヨハネによる福音書17章20~26節
- 主イエスの惜別説教の後の祈りの三段落目、「弟子たちの言葉を聞いて信じるようになった人々のための祈り」信仰者のための祈りです。
- ここでは神と主イエスが切り離せないほどに一つであるように、わたしたちも父と子の交わりの中に一つとなることが祈られています。
- このように祈られたのは、ヨハネ福音書成立の時代、激しい迫害もあり、信仰者が一つになれない現実がありました。現代も変わりません。
- わたしたちは対話や協議によって一致を図りますが、それは妥協点を見いだすために行うことであって、本来教会には当てはまりません。
- 教会は、父なる神と子なる主イエスの思いが一つであるように、その御心を知り、受け止め、信じて生きた交わりに連なる群れです。
- 「世」は神を知らず、受け入れることができませんが、それでも神はこの世を愛されました。愛によって一つとなることが願われています。
- 主イエスはまさに、もう間もなく捕らえられて十字架にかけられようとしている中、まことの祭司として執り成しの祈りを祈られたのです。