2月20日(日) 「洗礼者ヨハネ殺される」
2022年02月27日
マルコによる福音書6章14~29節
- 様々な奇跡を目の当たりにした人々は主イエスのことを「ただの人」とは見ませんでした。色々な評判が領主の耳にも入りました。
- 当時、洗礼者ヨハネは不当に捕えられ、ヘロデによって首をはねられて殺されていたのです。その生き返りと見る人もいました。
- ヨハネは、ヘロデが兄弟の妻と結婚したことを糾弾したことによって、ヘロデよりもその妻へロディアの恨みを買っていました。
- ヘロデの誕生日、へロディアの娘は踊りの褒美として欲しいものを願うよう言われました。母と相談し、ヨハネの首を要求しました。
- ヘロデは、ヨハネが正しい人であることを知っていたにもかかわらず、人前で約束した手前その目を気にしてヨハネを殺したのです。
- 神の目ではなく人の目を気にして神の御心に反することを行ってしまうのが人間の罪です。総督ピラトによって十字架にかけられた主イエスと重なります。
- 主イエスの道備えをした洗礼者ヨハネの死は十字架と結びつけられます。それは永遠の命につながっています。神の前に生きる者の希望がそこにあります。