2月28日(日)「頭を上げなさい」
2021年03月06日
ルカによる福音書21章20~28節
- 小黙示録と言われるこの箇所で主イエスが言及された戦争や地震、飢饉は、主が語られた後、数十年の間に実現することとなりました。
- しかし、聖書の目的は世界の破滅を予告するものではなく、神の再創造としての救いであり、そのために今を生かして備えていくことです。
- 主イエスが警告されたように、パニックに陥るような状況の中で、我を失うことなく冷静に対処することが求められます。
- 悲惨な状況を通して、世の全ての人が救われる機会となる。主イエスが再びこの世に来られることによって、そのことも実現するのです。
- この世の人間中心主義が行き詰まったところにおいてこそ、主イエスの来臨が切実に待ち望まれることとなります。
- 頭を上げるということは、心を高く上げるということです。罪の故に沈み込むところを主イエスによって救いの喜びに与れるからです。
- 最後は神の義、神の愛がこの世を支配する。そのことを信じ、身を起こし、頭を上げて再び来たりたもう主を待ち望んでいきましょう。