2月7日(日)「十分の十献金」
2021年02月13日
ルカによる福音書21章1~4節
- 主イエスは神と富とは並び立つものではないことを教え、献金という行為をもって、神と人との関係を整えることを勧められました。
- しかし、お金を前にすると人は本音と建前が現れます。神を第一とし、第二以下の富を有効に用いうるか。信仰の訓練を受ける思いです。
- 献金は、主イエスがわたしたちのためにすべてを捧げられた、その献身に対する感謝の応答のしるしです。律法では収入の十分の一を献げることが定められていました。
- やもめが献げたのは一日分の賃金の128分の1に相当する額でした。しかし彼女にとっては十分の十、生活費全部にあたるものを献げたのです。
- 生活費と訳された言葉の意味は命そのものです。金持ちの見せかけの献金ではなく、やもめは神に向けてすべてを献げたのでした。
- 主イエスご自身、命を捧げてわたしたちの救いとなられました。ならば、わたしたちもその思いに応えていく促しを与えられるのです。
- 金をはじめとする目に見える物は必ず崩壊します。しかし、目に見えない命は主の十字架と復活を通して永遠へと結ばれていくのです。