2月9日(日) 「だれを捜しているのか」
2025年02月19日
ヨハネによる福音書18章1~11節
- 主イエスが逮捕される場面です。4福音書すべてに記されている重要な場面ですが、ヨハネだけが記していることがいくつかあります。
- 主イエスを捕らえに来た人々は「一隊の兵士」でした。12節に「千人隊長」が登場しますので、それほど大勢で捕らえに来たのです。
- 松明やともし火を持って来るほどの闇の中、群衆に囲まれれば大混乱になってもおかしくありません。しかし主は落ち着いておられます。
- 「だれを捜しているのか」主は二度問われました。「ナザレのイエスだ」という答えに対して、「わたしである」と宣言されるのです。
- その答えを聞いた人々はその場に倒れました。この「わたしである」は出エジプト記で主なる神がモーセに自己紹介した権威ある言葉です。
- 権威ある言葉に圧倒された人々はその場に倒れました。しかし主は、弟子たちを去らせご自分は進んで十字架へと向かわれるのです。
- 直前まで主が祈られていたように弟子たちを守られました。ご自分に与えられた主の杯を飲むことによって救いの御業が成就するのです。