3月12日(日) 「苦難の予告」
2023年03月19日
マルコによる福音書13章14~27節
- 世も末だと思われるような大混乱が起こっても、神の御旨は世の破滅ではなく、再創造としての救いであることを主は語られます。
- パニックが人を滅ぼす。この世の終わりと思われる状況にあっても、あわてず、あせらず、あきらめず生きよと勧められるのです。
- 人間中心主義が行き詰ったところに再び来られる主イエス・キリスト。人の思い上がりや傲慢がこの世を覆う中、切実にそれを求めます。
- 不安と恐れの中にあって、主は必ず勝利を与えられ、悔い改めをもって神と結びつけられ、救われた者としての喜びに与ることができます。
- わたしたちはこの世の事柄に一喜一憂し、できれば混乱は避けたいと思います。しかし、この世の戦いこそ救いの契機となるはずです。
- 確かに予告されたような様々な混乱があるでしょう。そういう状況をくぐりぬけ、そこで心を高く上にあげ、主の再臨を待ち望むのです。
- 再び来られる主は、神が天地を創造されたその目的を果たすために来られます。人の義ではなく神の愛が最後は支配するのです。