3月14日(日) 「目を覚まして祈れ」
2021年03月20日
ルカによる福音書21章34~38節
- 放縦、深酒、生活の煩い、こうしたこの世的なもので我を忘れてうつつを抜かしている時、突然終わりがやってくると警告が発せられます。
- 人生にとって大事なことや決定的なことは思いがけない時にもたらされるものです。だから、日頃から注意していなさいということです。
- 誰もが人生の決算報告をする時、神の前に立つ時がもたらされるのだから、目を覚まして祈りなさいと勧められるのです。
- 自分を絶対とする傲慢な者は祈りません。祈る必要がないからです。神との関係を切らずに生き続けるために目覚めて祈れということです。
- 目に見える世界が全てだとする勢いが強い中、目に見えない世界を深めるのが信仰です。心や魂、愛や信頼は見えない世界で養われます。
- 目を閉じて祈り、神との交信によって力を得、再び目を開いて現実へと向かっていくのです。祈りにおいて人間性を取り戻すのです。
- 民衆は朝早くから主イエスの元に集まってきました。わたしたちも御言葉を聞き祈るために集められ、この世へと送り出されていくのです。