3月21日(日) 「サタンの計画 神の計画」
2021年03月27日
ルカによる福音書22章1~13節
- 今日の箇所の前半は、祭司長や律法学者たちが主イエスを殺そうと謀り、そこに十二弟子の一人であるユダが協力を申し出た場面です。
- 彼らは「殺してはならない」という律法を犯してまで主イエスを殺そうとしていました。神ではなく民衆を恐れその機会を伺っていました。
- ユダは極悪人だったとは書かれていません。ただ「十二人の一人」とあります。弟子の誰もがユダになる可能性があるということです。
- ユダが裏切った理由についてはあれこれ詮索できますが、聖書はただ「サタンが入った」と記します。人と神との関係を切る存在です。
- 一方後半は、主イエスが用意周到に過越しの食事の準備をし、弟子たちに指示した場面です。その意味する対称が浮かび上がります。
- 前半では人間の思い、企てが着々と進んでいるようでありながら、実は神のご計画が、十字架への道が備えられていったことが分かります。
- この世はサタンの計画が進んでいるように見える時もあります。しかし最後は、神の救いのご計画が完成することを信じて歩みましょう。