3月26日(日) 「目を覚ましていなさい」
2023年04月01日
マルコによる福音書13章32~37節
- 主イエスは三度「目を覚ましていなさい」と言われました。眠らずに起きろということではなく、心や魂において目覚めることを勧めます。
- 主が言われているのは目を覚まして待っていることです。これまで小黙示録で語られてきた、世の終わり、主の再臨に備えることです。
- 主イエスはこの後十字架にかけられます。しかし、そこで終わりではありません。三日目に復活し、弟子たちにその姿を現されました。
- さらに天に昇り、今は神の右に座しておられ、再び地上に来られます。残された者にとって、それまでは旅に出ておられるようなものです。
- 主の再臨がいつなのかは、父なる神の他には誰も分かりません。だから、いつ帰って来られてもいいように、目を覚まして待つのです。
- この後のゲッセマネの祈りを見ると、目を覚まして祈ることが求められています。祈る者として教会を守りつつ、再臨に備えるのです。
- 再臨信仰は、終わりがあること、神の恵みの支配の完成、破滅ではなく救いの成就を信じ、忍耐と希望をもって生きることができるのです。