3月3日(日) 「わたしの言葉を守るなら」
2024年03月10日
ヨハネによる福音書8章48~59節
- 仮庵祭において、主イエスとユダヤ人たちとの噛み合わない論争が続いてきましたが、最後は主イエスを殺そうというところまできました。
- 彼らが殺意を抱いたのは、主イエスが主なる神のモーセに対する自己紹介を用いて、ご自分を神と等しい存在であることを示したからです。
- ユダヤ人たちはアブラハムの血筋であることを誇りにしていましたが、その信仰に生きていないことを主イエスは厳しく指摘したのです。
- 神を信じていながら、その独り子である主イエスを受け入れることができず、見えるもの、理解できるものに神を閉じ込めてしまうのです。
- それは結局、神を主と崇めるようでありながら、自分自身に栄光を帰すことになり、自分を神としてしまうあり方に他なりません。
- 主イエスは「わたしの言葉を守るなら」その人は死を味わうことなく、永遠の命につながれることを教えます。
- 主イエスの十字架と復活によって贖われ、罪から解放されたわたしたちは、「わたしはある」方を信じ、終わりの日の栄光を望み見るのです。