3月30日(日) 「不当な尋問」
2025年04月12日
ルカによる福音書23章1~12節
- 最高法院で裁判をし、ユダヤ当局は主イエスに罪をでっちあげ、死刑にしたいがためにローマの総督ピラトのもとへ連れて行きました。
- そこで訴えたのは政治的な理由をこじつけ、ローマに対する反逆の罪を着せることによって、死刑にさせようというものでした。
- しかし、ピラトは主イエスに罪を見出すことができません。ここでピラトもまた、主イエスを尋問しながら問われる者になっています。
- 裁判官として判決を下すためには、「誰かが言っている」ことは参考にしながらも、最後は自分で決断しなければなりません。
- ピラトは結論を出さず、主イエスがガリラヤ出身と知ると、領主のヘロデの元へ送りました。それをきっかけにヘロデと仲良くなります。
- ヘロデは好奇心で主イエスと会うことを喜びましたが、主イエスは不信仰なところでは何もお答えにならず、ヘロデたちに侮辱を受けます。
- 信仰がないから神の子を侮辱するのではなく、自分の思い通りに神を動かそうとするわたしたちの罪の姿が重なります。