3月6日(日) 「湖の上を歩く主」
2022年03月13日
マルコによる福音書6章45~52節
- 五千人の給食の後、主イエスと弟子たちは別行動になりました。弟子たちを船に乗せ、主イエスは祈るため山に行かれたのです。
- ところが、弟子たちの中には漁師もいましたが、夜通しかかっても逆風に煽られて向こう岸に着くことができませんでした。
- 困り果てている弟子たちの所へ、主イエスが湖上を歩いて近づき通り過ぎようとされましたが、弟子たちは幽霊と思い叫びました。
- 弟子たちは、パンの出来事から主イエスが無から有を造り出す、まことの神の子であることがまだ理解できていなかったのです。
- この「そばを通り過ぎる」というのは、旧約聖書において神が自らの姿を現わされる仕方です(モーセやエリヤの場面参照)
- また、脅える弟子たちに「わたしだ」と言われたのも神の自己紹介の表現です。だから安心しなさい、恐れるなと言われるのです。
- わたしたちのために祈ってくださる主が、困難の道をひらいてくださいます。だからわたしたちは安心して歩むことができるのです。