3月7日(日)「滅びないもの」
2021年03月14日
ルカによる福音書21章29~33節
- ルカ福音書21章の小黙示録は、神のご計画はある日突然成就する。だから緊張感をもって、謙虚に余裕を持って歩むことが勧められます。
- 始めだけがあって終わりがないというものは何一つありません。それが突然だとしても、目を覚まして備えつつ今を生き抜くのです。
- 焦らず、慌てず、諦めず、そしてパニックにもならず絶望にも陥らない。「天地は滅びるが、わたしの言葉は決して滅びない」からです。
- 「わたしの言葉」というのは原語でホ・ロゴスと言います。これは英語ではthe Wordと定冠詞と大文字になり、神の言葉を表します。
- ヨハネ福音書ではイエス・キリストそのものになります。神の言葉が受肉した独り子の十字架と復活によって救いがもたらされたのです。
- わたしたちは滅びる存在です。滅びない神の言葉によって、滅ぶべき者がなお意味を持ち、命を輝かすことができるようにされました。
- 滅びることのない神の言葉によって滅びを免れさせられて、永遠に向かって導かれていく。その確信をもって歩みを進めるわたしたちです。