4月1日(木)洗足木曜日祈祷会奨励
2021年04月01日
ルカによる福音書22章24~30節
- 最後の晩餐の席で、主がご自分を裏切る者がいると告げた時、弟子たちは誰がそんなことをしようとしているのかと議論をし始めました。
- 本来なら裏切り者を突き止め、追求するところのはずですが、いつの間にかそれが、誰がいちばん偉いかという議論に変わっていました。
- 主イエスが今大変な目に遭おうという時に、弟子たちはそれよりも自分たちのことにしか関心がなくなってしまっています。
- 主イエスが死ななければならないのは、こうした自分のことばかり考える的外れな罪に覆われているわたしたちのためなのです。
- そのような弟子たちに、主は仕える者になりなさいと教えられます。ヨハネ福音書の洗足の記事のように、互いに仕え合い、赦し合うのです。
- 主イエスは教会に権能を授けられました。これは、洗礼と聖餐を通して罪人を赦す神の愛を示し、世に仕えることによって発揮されます。
- 主がそうしてくださったように、わたしたちも互いに仕えましょう。具体的に動けなければ祈りましょう。それが最後までできる奉仕です。